専門領域

日本の新幹線の電気システム技術と経験を最大限に活かし、
インドの広大な大地に高速鉄道を実現する「日本とインドの橋渡し役」

インドで初となる高速鉄道の建設。
このプロジェクトは、日本の新幹線の技術と経験をベースに進められています。
世界各国で運行されている高速鉄道のうち、新幹線は世界初の高速鉄道として1964年に開業し、高速化かつ安全で安定的な運行を実現すべく、日本の気候や社会に適応するよう、技術や運用が磨かれてきました。

今回、日本の技術と経験を基にインドに適した仕組みの導入が必須となります。そのため、新幹線のコア技術である、電気システム分野(電車線、配電、変電、信号、通信、運行管理システム等)の導入を発注者であるインド高速鉄道公社(NHSRCL)の代理・代行として全面的にサポートする、それが私たちの仕事です。

画像提供:JRTT鉄道・運輸機構

ソリューション

  1. 設計・入札段階

    設計・入札業務では、初めに設計図書や入札図書を作成することになりますが、本プロジェクトに当初から関わっていた部外機関に作成を依頼し、当社では設計図書の確認や入札条件の確定に向けた関係箇所との協議を行います。契約目的や内容に合わせて、随意契約・一般競争入札など現在9本の契約が予定されています。

  2. 施工段階

    海外案件では、施工業務はFIDICに則った施工監理体制の下で業務が実施されます。すなわち、発注者から移譲された施工監理業務を実施するエンジニアと連携し、プロジェクトを進めていきます。
    各工事の進展に合わせて、確認試験などが実施され、施工の品質が確保されることになります。
    最終的には、日本の新幹線工事で行われているのと同様に列車走行試験を含めた全体試験が実施され、安全で品質の高い新幹線システムが提供されることになります。

  3. 運用段階

    本来、当社は開業後の新幹線に携わる役割はありませんが、電気システム分野(電車線、配電、変電、信号、通信、運行管理システム等)というコアシステムを担当しているため、インド高速鉄道公社(NHSRCL)からの要請で列車運行の安全で安定的な提供状況についてトレースすることにしています。

専門領域

日本の新幹線の電気システム技術と経験を最大限に活かし、インドの広大な大地に高速鉄道を実現する「日本とインドの橋渡し役」

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