部門紹介

日本を代表する電気システムエンジニアたち。

一人ひとりの矜持がプロジェクトを成功に導く。

01プロジェクト管理部門

巨大プロジェクトの統括管理に貢献する。

一言で電気システムと言っても、その分野は多岐にわたり、それぞれに高度な専門性があります。発注者が意図するものを施工者が円滑・確実に作り上げるためには、どのような枠組み・手法で業務を代理・代行していけばいいのか。そのためには、発注者であるインド高速鉄道公社(NHSRCL)との緻密な協議にもとづく、一貫性のある合意が必須であり、わずかな乖離も許されません。大規模プロジェクトの統括管理に貢献する、それがプロジェクト管理部門です。

主な業務内容

  • プロジェクト推進体制の整備、関係箇所との調整
  • プロジェクトの要員管理、収支管理
  • プロジェクトの文書・資料管理、入札図書の作成
  • プロジェクトの推進、工程管理

02電力部門

列車の安定・安全な高速走行の屋台骨となる電力。

電力部門では主に列車運行に必要な電力システムの構築、高速走行に必要な集電システムの構築を支援します。
電力会社から供給される超高圧電力を変電所で列車運転に必要な電力へと変換し、安定した電力を列車へ供給。
安定的な高速走行を可能とし、かつ、電力損失が低い環境性に優れたシステムを構築します。また、災害やトラブルなど、有事の際には、すみやかに電気を遮断できる安全性に配慮した仕組みも実装します。さらに、電力部社員はプロジェクト管理部、信号通信部に先駆けインド赴任を開始し、毎日の英語での協議を重ねながら、現地でプロジェクトの進捗を実感しています。
列車の安定・安全かつ高速運行を支える根幹となる部門、それが電力部門です。

主な業務内容

  • 電力パッケージの進捗管理
  • 発注者であるインド高速鉄道公社(NHSRCL)や工事施工会社との調整

画像提供:JRTT鉄道・運輸機構

03信号通信部門

【信号通信分野】
命を守る。高速鉄道だからこそ求められる高度な信号通信技術。

高速移動している列車は、ブレーキをかけてから停止するまでに長い距離を必要とします。したがって、異常を察知してからブレーキをかけても間に合いません。衝突や脱線などの事故を未然に回避し、列車を安全かつ効率的に運転するために信号設備は必要不可欠です。
また、安全な運行のためには、指令~列車間で常に通信可能な環境が求められます。速やかに情報をやりとりできる高速性、どのような気象条件にも影響されない安定した通信環境の構築を支援します。
高速鉄道だからこそ、安全な運行のために高度な技術が求められる分野です。

主な業務内容

  • 信号通信パッケージ契約に向けたインド高速鉄道公社(NHSRCL)、工事施工会社との協議
  • 信号通信パッケージ工期短縮に向けた技術的検討
  • 他パッケージ(土木、建築、電力、車両等)との調整

【運行管理システム分野】
列車運行の中枢を担うOCCシステムの構築。

線路上では、同時に何台もの列車が停止や発車を繰り返しています。それらの列車がダイヤどおり運行されているか常時監視し、気象災害発生時には速度規制などを指示。安定性確保と同時に、すみやかな通常ダイヤへの復旧を実施する等の業務を司るOCC(Operation Control Center)システムの構築支援を行います。
列車運行にかかる事象を集中管理し、常に最適で安全な状態を維持する、高速鉄道の中枢と言える極めて重要な分野です。

主な業務内容

  • OCCシステム構築のパッケージ契約に向けたインド高速鉄道公社(NHSRCL)、工事施工会社との協議
  • OCCシステム構築のため必要な条件、運行形態等の整理、工事施工会社への提示
  • OCCシステム構築パッケージ工期短縮に向けた技術的検討、 工事施工会社との協議

04企画部門

プロジェクトを支える「ハブ」機能をつかさどる。

プロジェクトを円滑かつ確実に推進していくためには、そこで働く技術者などのスタッフが、それぞれの業務に集中でき、活躍しやすい環境を整えることが大切です。企画部門では、現地事務所の開設、運営、現地スタッフの採用といったアドミニストレーション業務全般の他、事業運営に必要な総務・人事制度の整備、財務・経理といった業務を担います。
組織の基盤を支え、ときには潤滑油としてプロジェクトをサポートする、全体のハブとなる重要な部門、それが企画部門です。

主な業務内容

  • インドプロジェクトオフィスの運営・管理、現地スタッフ採用等
  • インドプロジェクトオフィスでの原価管理及び会計、税務対応等
  • 人事・総務業務
  • 財務・経理業務

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